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杞憂に終わるか・・・?

2017年05月08日
4月12日のブログで、危険シグナルについて書きました。時間差で暴落が来ることも過去あったので、まだ安心はしていませんが、どうやら杞憂に終わりそうな感じがしています。

今日の日経平均は、見事にBOXを上へブレイクして、+2.3%の出来高大でオニールの言うフォロースルーが出ました。しかし、BOXを下抜けたと思ったら、反転し、今度は上へブレイクですか・・・。ホントに相場というのは難しいものですね。(苦笑)

いずれにしても、私の投資方針は変わりません。自分にとっての危険シグナルが出れば、「とりあえず逃げる」これだけです。何事もなければ、また相場に戻ればいいだけの話ですから。

最優先すべきは、絶対に退場しないこと。そして大きく資産を減らさないこと。

アベノミクスがスタートしてかれこれ4年半になりますが、どういう状況になったら、資金を引くかは方針を持っておくべきです。ずっと右肩上がりの相場が続けばいいのですが、過去を見るとなかなかそうは行きません。

今週は決算発表のピークです。良い決算など注目の開示情報も多く出ますので、いつも通り、投資のチャンスを見つけたいと思います。


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危険シグナル点灯中(相場の考察)

2017年04月12日
4/6 のツイッターに、ディストリビューション日をカウントしたと書きましたが、もう少し整理してみます。拙著を読んだ方はおわかりと思いますが、もともとウィリアム・オニールが考案した天井の見極め方の一つです。それをもとに、私が日本市場に調整して考察しています。

4/6 時点では、日経平均株価のディストリビューション日(ストーリング日を含む)は、過去1カ月間で9回出現しました。今日4/12時点では8回であり、これは過去のデータと比較しても最大級の頻度であり、危険シグナルと認識しています。

過去、9回以上出現した局面を以下にまとめてみます。カッコ内の下落率は、その時やその後の日経平均の高値からの下落率です。(楽天証券のデータで集計していますが、SBI証券のデータと一部出来高が異なるのであくまで参考です。)

過去10年で大きく分けて4度の局面がありました。

1.2016年初の暴落 (直近高値@20,012⇒その後の安値@14,866までの下落率 25.7%) 
・2015/12/24-2016/1/21
・2016/3/8-4/5 

2.チャイナショック (直近高値@20,953⇒その後の安値@16,901までの下落率 19.3%)
・2015/6/2-6/29
・2015/7/22-8/21
 
3.リーマンショック (直近高値@14,601⇒その後の安値@6,995までの下落率 52.1%)
・2008/6/19-7/18
・2008/7/29-8/28
・2008/8/20-9/16
・2008/9
・2008/10

4.パリバショック(サブプライム問題の初動) (直近高値@18,297⇒その後の安値@15,262までの下落率 16.6%)
・2007/6/27-7/25

以上ですが、いずれのケースも直近の高値から15%以上の下落となっており、本格的な暴落の前にシグナルを発しています。

単純に、2017/3/2の高値@19,668から15%の調整とすると@16,718となります。日経平均株価は、4/6にボックスを下割れしました。下落トレンドへの転換とも見れる動きです。

あくまで過去のデータを基にした考察であり、当たるかどうかは当然わかりませんが、無理をする局面ではないことだけは確かです。最悪のケースを想定して動くのが、投資家として生き残る術だと考えています。

市場のファンダメンタル面を見ると、様々なネガティブ要因が存在しています。

・北朝鮮を発端とした戦争の可能性
・米国FOMCがバランスシートを縮小、いよいよ量的引き締めの開始局面へ(資金の逆回転)
・ドル円は110円の壁突破し、さらなる円高トレンドへ

日銀の買い支えがありますが、一方、外国人は3月に日本株を1兆6800億円売り越しました。今後、彼らがどう動くかは当然わかりません。

こういう時こそ、新興市場も含めた主要な株価指数を月足で俯瞰してみるといいと思います。2012年11月のアベノミクス開始以来、どこまで登山してきたか、今、山のどの辺にいるのだろうかと、一度立ち止まって考えるいい機会かもしれません。

とにかく生き残ることが第一です。テールリスクが存在する中、変なこだわりやプライドは不要です。


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新興市場優位

2017年02月07日
日本の株式市場では、新興市場が優位に推移していることがチャートでわかります。

2012年のアベノミクス開始以来の主要株価指数のチャートを見ると、ジャスダック指数・平均、東証2部指数とも、新高値を更新してきています。米国のダウ平均や、SP500と同じ状況です。

一方、日経平均株価やTOPIXは、いまだに新高値を更新できずにいます。相対的に弱いのが明らかに見て取れます。

今年は、為替相場が激しく動く要素が多くあり、トランプ氏の発言や、日米中央銀行の動向で不安定になるのではないかと思慮しています。その点、大型株は為替に振り回される展開かなと。

一方、内需中心の中小型株(新興市場)は、相対的に強い動きです。為替の動向もあまり関係なく、その銘柄特有の成長性を買われているものが多いようです。

今年も、時価総額の小さい、成長著しい中小型株で、新高値をとってきた銘柄に注目する。その戦略に変わりはありません。

PS. 3月11日の投資戦略フェアの受付が始まりました。私もセミナーをおこないます。


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ニコラス・ダーバスの名言

2017年01月29日
私のバイブルである「ニコラス・ダーバスの名言」をまとめてみました。

 いちどきに10種類の銘柄を短期間で売買するよりも、むしろ値上がりしている1銘柄を長期間保有すべきだ。

 私が注目するのは未来との結びつきが強い株式であり、革命的な新商品を持っているために将来は収益性の飛躍的改善が期待できる企業の株式である。

 人々の未来に対する想像力を掻き立てることによって、値上がりしそうな株を見つけることだ。

 相場が終始続落する中で、値下がりに抵抗する銘柄を見つけようとした。もし流れに逆らって泳げる銘柄があれば、潮流が変わったときにはそれが最も先頭を切って泳いでいるに違いないと思ったからだ。

 マーケットに確実なことは何もない。きっと10回のうち5回は間違えるはずだ。この事実を受け止め、これに従って自分を変えなればならない。プライドやエゴは通用しない。


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投資家アンケート(10年で株価10倍なら投資する?)

2016年12月16日
もう1か月半も経ってしまいましたが、ツイッター上でとったアンケート結果について書きたいと思います。以下が、今年11月3日にとった質問と回答の集計結果です。1127名の投資家さんから回答を得ました。ありがとうございました。

投資家アンケート on Twitter

4人に3人の投資家(845人)が買うと回答。10年以内に株価十倍ですから、最長の10年で10倍になったとしても、年利(複利)26%の商品ということになります。

もう少し正確に分析すると、10倍になるのは「ほぼ確実」との前提なので、その確率を仮に80%とし、半値になって戻ってこない確率を20%とした場合はどうなるでしょうか。

10×80%+1×1/2×20%=8.1 となり元本1に対して約8倍の期待値という投資になります。期間は最長10年とすると、年利23%となります。定期預金とは比較にならないくらい良い投資先となります。

さらに言うと設問は、10年以内ですから、5年ということもありうるわけです。株ですからね。(笑)
この場合、年利は52%という驚異的な数字となります。

次に、回答者の中には、14%の人(158人)が買わないとありました。回答の意図は不明ですが、一部には期間が長すぎるという点が理由だったようです。年あたりの収益率が不満で、自分ならもっと稼げるぜ!という凄腕投資家やトレーダーがここに含まれると推察します。

最後に11%の人(124人)がわからないと回答しました。私が一番理解できないのはここです。

前提条件がわからないという意図なのか、何がわからないのか不明なのですが、投資というものは、限られた情報の下で判断を下していくものです。すべての情報が完璧にそろっていて判断できるなどということは、まずあり得ません。

このケースでは、投資判断は2つしかありません。買うか買わないか。様子を見るというのは、買わないになります。また、状況が理解できないからというのは、通常は買わないという投資判断になるはずです。(まぁ、目をつぶって買うのもありですが。)

株式投資をしていると、目の前の状況に迅速に対応しなければならない時があります。その重要な局面で、わからない、という自分の回答では、投資行動を他者に委ねることになります。例えば、証券会社の営業担当とか。

または、その場に固まって思考停止して動けなくなるパターンでしょうか。このような行動は、おそらく一番利益が出ない結果となるはずです。

大切なことは、正しくても間違っていても、自分自身で考え、投資判断を下していくことです。


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