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続・大塚家具(財務分析を少々)

2015年03月01日
<最初にお断りしておきますが、大塚家具についての私見を以下に述べますが、買い煽りや売り煽りでは全くありませんし、売買推奨でもありませんので十分ご留意ください。あくまで、財務状況の見方の参考になればと思います。投資は全て自己責任、ご自身の判断でよろしくお願いします。>

大塚家具(8186)の財務状況について、簡単に調べてみました。

第一印象は、資本効率の悪い会社。ROEは2%台。逆に言うと借入金らしいものもなく、自己資本が厚い安定的な会社とも言えます。(自己資本比率74%)

自己資本の中の利益剰余金は280億円もあり、配当原資は潤沢です。キャッシュフローを見ても、資金ショートのような問題は見当たりません。

というより、むしろ多額の有価証券を売却したことにより、キャッシュが前期末比で40億円も積み上がりました。ちなみに、発表された1株80円配当で、キャッシュアウトは15億円です。

14年12月末時点で、投資有価証券はまだ71億円も保有(含み益もたっぷり!)しています。内容を見ると円滑な取引関係維持の為として、三越伊勢丹、三井不動産、帝国ホテルなどを保有していますが、果たしてどこまで意味があるのかは疑問です。

見れば見るほど、改善できるところばっかり!

娘の大塚久美子社長は、次期中計で2020年末でのROE8~10%を目標にするとしていますが、ぬるい印象です。かなり保守的な計画です。1株80円配当でも、スピード感としてはどうでしょうか。2017年までは、自己資本金額を維持し、財務レバレッジはあまり大きくしない考えのようです。

私が投資ファンドだったら、上記に限らずまだまだいろんな所を指摘して、もっとドラスティックな資本効率の改善を促せそうです。これだけの財務基盤を持っているならば、ROE8%は2017年末に達成できると思います。

その他いろいろと思うところはありますが、今日はこの辺にしておきます。続きは、今後の展開次第で書くかもしれません。


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