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大口投資家が売り抜ける時

2015年02月02日
株価のステージには、4つの段階があります。
底固め局面・・・みんな無関心
上昇局面・・・機関投資家の買い集め
天井圏・・・機関投資家の売り抜け
下落局面・・・投げ売り
第一ステージは底固め。あんな株ダメだ、と市場は無視。株価は低迷。

第二ステージは上昇局面。大きなニュースがポジティブサプライズとなって始まることもあり。チャートで株価・出来高を見ると、上昇局面では大陽線が出現し、出来高も大。対照的に押し目では出来高減少。こうした機関投資家による買い集めの兆候が見られる。ほとんどの急成長株は、この第二ステージで最大の上昇をする。

第三ステージは天井圏。機関投資家の極端な買い集めはもうない。強い買い手から、新聞記事等の大見出しで知って買う弱い買い手に変わっている。早いうちに買った賢い投資家は、株価が強い最後の兆候で売り抜けて利益確定。機関投資家によるこの売り抜け局面は、天井圏のパターン。ボラティリティーは著しく高まり、全体的に株価は上昇していて第二ステージと似たパターンに見えるが、株価の動きは明らかに不安定。要注意局面。

第四ステージは下落局面。利益予想は通常下方修正される。投げ売りも多々あり。売りが枯れて、市場の関心が無くなるまで、このステージは長期に及ぶ可能性あり。

これら4つのステージは、株価がサイクルのどこにあるのかの見通しを得て、会社の利益サイクルと比較するときに役立ちます。

ではせっかくなので、これを踏まえて、オリエンタルランド (4661) の株価チャートを見てみましょう。

オリエンタルランド日足


さあ、どうでしょうか?

大きく下落した日 (1/22, 23) に、出来高がかなり大きくなってますね。しかも、2日連続。1/29 にディズニーリゾート入場券の再値上げが報じられ、3Q決算発表がありました。翌日金曜日(1/30) は、日経平均が上昇する中、出来高最大でかなり激しい下落 (-9.3%) です。

明らかに大口の投資家が売り抜けているのが見てとれます。私にはすでに第三ステージに足を踏み入れているように見えます。

上記はミネルヴィニの理論を参考にしたものです(かなり省略しています)が、私はこういう見立てをしながら株価を見ています。

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